校長あいさつ

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創立100周年を超えて夢は羽ばたく!

 
 
校長 平野正美|山村学園高等学校

中学生の皆さん、山村学園は今年度創立100周年を迎えました。これからは、創業以来培ってきた本学園の精神を踏まえて、更なる高みをめざして歩んでまいります。
さて、未来を明るく平和で豊かに生きていくためには、今後どのような力が必要となるでしょうか。
まずは、混沌として予断を許さない時代にあっても、激流にのまれることのない確固たる自分を持つことであると思います。建学の精神である「自立した個人の育成」は、100年経ても本学園教育の礎として受け継がれています。自立するためには、皆さん一人ひとりが個性を発揮し、興味・関心・意欲を高め、持てる才能を最大限に伸ばす教育環境が必要です。そのために、令和4年度入学生から3コース制とし、コースごとに独自のカリキュラムを編成いたしました。
また、これからは解のない時代を生きる力も必要となります。本校の「総合的な探究の時間」は「Think GlobalAct Local(地球規模で考え、足元から行動する)をテーマとして、SDGsや海外研修旅行での体験を軸にした課題解決学習に取組みます。そこでは、自分の考えをまとめてそれを表現する力を育成するとともに、国内外の若者との協働経験を通して「人とつながる力」の育成を図ります。
次に、国際社会で活躍するグローバル人材の育成を目指します。海外研修旅行では、シンガポール・マレーシアと台湾の2方面をコースごとに分かれて訪問します。その他に、ニュージーランド短期研修、東京英語村(TGG)研修、イングリッシュキャンプやオンライン英会話など、グローバル社会に必要となる英会話力と異文化理解力を育みます。ELコース内には、希望者対象に新たに「インターナショナルプログラム」を設置いたしました。これは海外大学や国際系難関私大等への進学を目指すために、3年次には英検準1級取得を目指すための取組みです。
そして、山村学園伝統の「人間づくり」教育の基盤の上に、活発な部活動や生徒主体の学校行事を通して、友情の大切さを学び、折れない強い心を育成します。
中学生の皆さん、創立100周年を超えた本校は地域の伝統校にふさわしい学校として、さらに大きく皆さんの夢の翼を羽ばたかせます。

 
 
 
山村学園高等学校 校長 平野正美